国際宇宙ステーション(ISS)の本格的な軌道上運用が開始されるにあたり、
宇宙開発事業団では定期的に宇宙飛行士の募集を始めています。
パイロットなどとは異なり、宇宙飛行士であるかどうかの資格や厳密な規定は
なく、今のところ宇宙にいった人がそのまま宇宙飛行士と呼ばれています。
宇宙飛行士の仕事はISSに滞在し、日本の実験棟「きぼう」を含むISSの操作・
保守及び様々な分野の利用ミッションを担当します。
ISSは完全週休2日制で、1日の作業は午前8時〜午後5時30分までで、
その合間に 地上の家族との週1回15分以上のプライベート交信ほか、医学および
心理カウンセリング、体力トレーニングを行います。
宇宙開発事業団の職員の処遇は以下のとおりです。
初任給:大卒30歳で約32万円、大卒35歳で38万円 他に各種手当主な勤務地:宇宙開発事業団筑波宇宙センター、
アメリカテキサス州ヒューストンのNASA宇宙センター
【宇宙飛行士になるには】
宇宙開発事業団が実施する宇宙飛行士候補者選抜試験を受ける必要があります。
試験は書類選抜と英語検定から1次・2次・3次まで合計4回あります。
・一次試験 一次医学検査、筆記試験(一般教養試験・基礎的専門試験)、心理適性検査
・二次試験 二次医学検査 面接試験(心理、英語、専門、一般)
・三次試験 長期滞在適性検査面接試験(総合)
採用後、筑波宇宙センターを中心に実施される1年半程度の基礎訓練を受け、
宇宙飛行士に必要となる科学・技術の知識、語学、ISS/JEMシステムの概要等
について学びます。
基礎訓練を修了すると、これらの訓練結果を評価の上、ISS搭乗宇宙飛行士と
して認定されます。
その後、約1年間のアドバンスト訓練に参加し、各参加機関にてISSの各システム
及びその操作技術等について学びます。
アドバンスト訓練修了後、搭乗するミッションが決定すると、そのミッションを
遂行するための ISS操作手順、実験操作手順等の訓練を1年半程度行います。
これらの訓練を修了した後、ISSに滞在することとなります
参考:宇宙開発事業団HP