シナリオライターは映画やTVドラマ、舞台の台本を書き脚本家とも呼ばれます。
シナリオライターの書く脚本の善し悪しで、その作品の出来不出来が決まると
いってもいいぐらいなので、制作スタッフのなかではかなり重要な役目を担うと
いっていいでしょう。
またシナリオライターといってもオリジナルの脚本を書きおろす場合と、小説や
漫画などを原作として脚色する場合があります。
シナリオライターのほとんどはフリーランスで働くので、基本的に在宅で仕事を
しますが、制作会社に所属しているシナリオライターもいます。
シナリオの執筆を依頼されると、企画意図に沿って構成を練り上げ、登場人物、
シーン割を考え、順を追ってセリフを入れて、ストーリーの骨組みに肉付けをして
いきます。
シナリオライターは、映像化されたときの見え方も考えなければならないので、
俳優の動作や音楽、カメラの位置までシナリオに記すこともあります。
ただ最近は、映画やTVドラマを製作するのも興行収入や視聴率が重視されるため
企画よりも出演者のスケジュールが優先されるという大人の事情に作品が影響
されることが多く、結果として、以前ヒットした映画やドラマと同じキャストと内容の
ものや話題になった小説・漫画の映画の映像化ばかりになっているのが現状です。
シナリオライターの報酬は映画とドラマでかなり差があるようで、テレビドラマの方
が良く、脚本料と映像の二次使用料が収入になります。
また、キャリアと知名度のあるシナリオライターと、ないシナリオライターの収入格差
は思いのほか大きいようです。
シナリオライターになるにはシナリオスクールに通ってシナリオの基本的な書き方
を学んでからプロダクションや制作会社の一般公募を受けたり、コンクールへの応募、
専門誌への投稿、持ち込みなどがあります。
いきなりシナリオライターとしてデビューすることはまれで、映画・テレビ番組製作の
スタッフを経てシナリオを書き始める人のほうが一般的だといいます。